なぜ私が腐女子であり続けるのか?

 さて、私は腐女子です。はっきり言います、つまるところBLが好きです。今回は私が腐女子であり続ける理由について話そうと思います。

 腐女子、つまりBLが好き、というと、アブノーマルな感じに思えますよね。まずは、どうやってそこまでたどり着いたのか? ということ……つまり、私が腐女子になったきっかけについてお話します。私が腐女子になったきっかけは、忍たま乱太郎という漫画です。まず、私は歴史オタクなので戦国時代を舞台とした忍たま乱太郎にすごく惹かれてしまい、そこからなんとなく二次創作の世界に踏み込みなんとなくBLの世界にも踏み込んでいきました。忍たま乱太郎の二次創作は、受けが女体化でかいてあるものも結構あったことで、男女カプのように思え自然に入っていくことができました。

 そしてそれから、ヒロアカや鬼滅、あんスタくんなどにハマっていき、BLの世界にもズブズブハマっていきました。

 そして現在、BLを愛しBLの小説やイラスト、漫画を描き続けるのはどういう思いがあってのことなのか。それは、まぁ私の思いとしては普通に恋愛物語を楽しむみたいなスタンスというか。いたって普通に、男女の恋愛ドラマを観てドキドキしたり、恋愛ソングを聴いてキュンキュンしたり、少女漫画の主人公の恋の行方をハラハラしながら見守ったり。本当、そういうノリなんです。ただ、男と女の恋愛が、男と男だっただけ。同性愛という偏見とか諸々を乗り越えて愛し合う人たちを見たり描いたりするのが楽しいだけなのです。私は百合も好きで、普通に男女間の恋愛も好きなので、単純に恋愛に性別は関係なくて、やっぱり恋愛って素敵なものだなぁ、でも恋愛の基準ってなんだろうなぁ、っていうことをずっと思い続けながら恋する人々の物語を見たり、描き続けているだけなんじゃないかなと。恋っていうのは綺麗で、かわいくて、でも醜くて汚い心が曝け出されるような、大事なものにそっと触れるような、そういうものなんじゃないかな、わからないけれど。あぁやっぱり恋っていいな、素敵だ、醜さも含めて好きなんだ、と。そう思いながら、私は恋する人々を描き続けるんです。恋する人たちは皆かわいくて、ちょっぴり醜くて、それでも人間だから愛おしいんです。……なんかDr.STONEの七海龍水とか鬼滅の刃の煉獄杏寿郎みたいなこと言い出しましたね、私。

 恋愛だけじゃなくって、友達関係だとか、家族の関係だとか、そういう人が関わり合って織りなす日々の物語がやっぱり好きで人間が好きなんだ〜っ! っていうことなんです。

 他の人のことはわかりませんが、腐女子の方や創作者さんのなかに、私と同じように思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか、と思います。私の友人のなかに、NLとGLは苦手、という腐女子の方がいたので、まぁ違う人もいるんだろうな〜、とは思いますが、ひと個人の意見として捉えてみて、「こういう人もいるんだな〜」とか、「腐女子って、こういう気持ちでBLを愛してることもあるんだな〜」とか、思っていただけたなら幸いです。

 とりあえず、何が言いたかったのかというと、私は性別関係なく、とにかく恋する人々を見守ったり描いたりするのが好きなんだ〜ッッッ! ということなんですよね。なんか、うあ゛〜ッッッという感じです。どんな感じ?

 なんとなくさらっと概念の話もしながら、どうしてお前腐女子やってんの、の答えを少しでも書き記しておこうと、今回の記事を書きました。少しでも何かの参考になれば幸いです。

 ここまで読んでくださり、ありがとうございました!